心配性や不安症のストレスと脳内物質の関係から知る健康のヒント
心配や不安が大きくなって症状に発展するとストレスの度合いも伴うのが一般的です。
過度なストレスは脳内に影響することでうつや不眠等の症状になることもありますし、脳内物質の代表ともいえるGABA(ギャバ)やセロトニンとの関係から健康のヒントを探ります。
心配事や不安なことが出てきた場合にそれらを受け止めて解決へと導ける場合もあれば、ことやものによってはそう簡単にはいかず、時間がかかることもあります。
心配事や不安なことが大きかったり、長引いたりすることはストレスにもなり、多くの場合は例えば食べ物でクレービングをしたり、何かにクセになることも一般的と考えられています。
脳内物質とも関連性があるストレスが高い状態が続くとうつや不眠症のような症状に発展することありますが、ストレスが高い状態にある時には低い状態になりがちな脳内物質との代表ともいわれるGABA(ギャバ)やセロトニンとの状態でどのようなことが考えられるかがまとめられていましたので、下記にご紹介します。
低GABA(ギャバ)時におこりがちな例:
・不安やストレス
・心配や恐怖
・パニック
・リラックスしにくい
・筋肉の硬直
・燃え尽きを感じる
・炭水化物、アルコール、薬の摂取などで落ち着かせようと脳が働く。
低セロトニンにおこりがちな例:
・不安
・パニックや恐怖症
・心配
・妄想や過度のふるまい
・怒りっぽい、イライラする
・ウィンターブルー
・うつ
・自殺について考える
・やる気や自信低下
・PMS
・気分に振り回される
・気圧や温度に敏感
・ハイパー
・消化不良
・関節痛や筋肉痛
・寝付きが悪い
・不眠や夜中に起きる
・午後に炭水化物、アルコール、薬などが欲しくなる。
脳内の影響だけを考えた場合は、脳の60%以上が油、つまりは脂肪でできていて、脳内の脂質のバランスが崩れていることが一般的であることが知られています。
現代の生活では脂質でもオメガ3のレベルが低く、オメガ6が高くなり過ぎていることの影響は脳に大きな影響を与えていることで知られますので、予防策として食べ物でオメガ3を豊富に含む青魚や小魚を食べたり、フィッシュオイルのEPAやDHAの栄養素を補ったりすることも予防例といえます。
また、脳とつながりが直結しているといわれる腸を整える上では、和食に多い麹、味噌、納豆、漬け物などの発酵食品に含まれる乳酸菌プロバイオティクスが予防におすすめですし、食物繊維や酵素が豊富な野菜類や果物もおすすめされるところです。
脳は単体で動いているわけではなく腸の影響が多いこと、そして腸や思考、選択といった日々連続でおこなっていることは何を食べるかで変わってくるために、食べ物の見直しは避けて通れないところではないでしょうか。
参考にした情報:
http://www.everywomanover29.com/blog/amino-acids-mood-questionaire-from-the-antianxiety-food-solution/