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副腎疲労のセルフチェック方法ラクランズテスト

2018年01月26日

心地良い日

副腎疲労の症状のように慢性的な疲れがある場合、自分で簡単にできるセルフチェック方法があります。

ラクランズテストと呼ばれるもので、副腎疲労が気になる場合には試してみてはいかがでしょうか。

 

体重や体脂肪が落ちにくい?

カラダやココロに過度なストレスがかかってくると、身体は危機感を感じて今後発生するであろうストレスに対して反応を示すことが報告されています。

その反応とは脂肪をため込むことで有事に備えて倹約モードに入るために、結果として運動や食事制限をはじめとするダイエットを頑張ってもなかなか体重や体脂肪が落ちにくい状態になることがわかっています。

また、ストレスが過度にかかった場合にはストレスホルモンで知られるコルチゾールの働きが鈍ることも余計に体重や体脂肪が落ちにくい原因につながっていることも考えられるようです。

 

副腎疲労によく挙げられる症状例:

・昼食後1時間もすると動けないくらいにボーっとしたり、眠気が出る。
・夜は寝つきが悪く、夜中に目が覚める。
・呼吸が乱れやすい。
・少しの階段や坂道でも足が重い。
・感情がブレやすく、パニックになりやすい。
・集中力や記憶力が鈍い。
・鼻炎や湿疹などアレルギー症状がでやすい。
・朝から眠かったり、疲れているように感じることがある。
など

副腎疲労という言葉はまだ日本では聞き慣れないかもしれませんが、世界的に副腎疲労と診断される人の割合は経済大国で共通して増えていることが報告されています。

気になる場合には専門家に診ていただくことがおすすめですが、副腎疲労と診断される人が多いアメリカでラクランズテストと呼ばれるセルフチェック方法が公開されていましたので、ご紹介したいと思います。

 

ラクランズテストと副腎疲労の結びつきは、血圧に着目された点です。

副腎疲労の場合には血圧が下がっているか上がっていることが一般的とされ、多くの人において6~10ポイント程度血圧の上下が観られることに着眼されていることが特徴となっています。

そのためにラクランズテストでは血圧が上がっている場合や下がっている場合にわかりやすいセルフチェック方法であることが紹介されています。

同時にその程度の判断ですので、簡単にできる方法である分、副腎疲労のレベルもわからず、正確でもないために気になる場合には専門家に診断をお願いすることがおすすめです。

 

ラクランズテストによるセルフチェック方法:

・4分間程度床に寝転ぶ
・寝ている状態から立ち上がる
・立ち上がった時にめまいやふらつきがあるかを確認する
有った場合には副腎疲労の可能性が指摘されています。

実際に専門家はどのようなアドバイスを行っているかについては、今までにも副腎疲労の記事でご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。

今後日本でも良く耳にする言葉になるかと思いますので、また近いうちに新しい報告を交えてアップデートできるようにしたいと考えています。

 

参考にした情報:
エリック・バーグ医学博士のレクチャー
エストロゲンと副腎疲労について
2016年6月29日

アラン・クリスチャンソン医学博士の書籍
ザ・アドレナル・リセット・ダイエット(英文)p11-16

 

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