ホスファチジルグリセロールとは、酸性のグリセロリン脂質(脂肪酸のグルセロールエステルからできた脂質のグリセロール部分がさらにリン酸化された分子の総称)の一つです。
生物界、中でも植物組織や細菌に広く存在しており、動物組織ではミトコンドリア膜にわずかに存在し、光合成において大きな役割を持っています。
また、細菌においては、そのリン脂質の主成分になっている場合もあります。
特に腸内細菌の大腸菌では、他のリン脂質よりも代謝回転において大きな役割を示すことが知られています。
微生物には、ホスファチジルグリセロールのアミノ酸エステルが存在します。(⇒説明の続き)
リン脂質とは、その構造中にリン酸エステル部位をもつ脂質の総称です。
1つの分子内に水になじむ「親水基」と油になじむ「親油基」の両方を持つ「両親媒性」を持ち、脂質二重層を形成して、糖脂質やコレステロールと共に細胞膜の主要な構成成分となります。
また、生体内でのシグナル伝達にも関わるということがわかっています。
脂質というと、高カロリーの油などから太るイメージを連想され、敬遠されるイメージが強いかもしれません。
でも、本当はとても大切な成分の一つです。
一言で脂質と言ってもいろいろな脂質が存在し、その質によっては健康にもダイエットにも美容にも欠かせない、むしろ味方となるものなのです。
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